可児市 歯科 歯医者 おくだ歯科｜多治見市からもすぐ

こんにちは。歯科衛生士の酒向です。

今日はお子さんの歯並びが悪くなる原因の一つである、『癖』についてお話ししたいと思います。

普段の生活の中で無意識に出てしまう癖が、お子さんの歯並びに影響する可能性もありますので、チェックしてみて下さい。

★指しゃぶり

指しゃぶりを４歳過ぎても続けていると、出っ歯や「開咬」といって咬み合わせても前歯部分に大きく隙間ができる状態を引き起こします。３歳くらいまでは特に問題ありません。

★舌を前に突き出す

舌を前に突き出したり、舌で歯を押す癖がある場合も、出っ歯になったり開咬になったりする可能性があります。

★下唇を上の前歯で噛む

下唇を上の前歯で噛む癖があると、上の前歯が出っ歯になったり、下の前歯が内側に倒れ、ガタガタの歯並びになる可能性があります。

★口呼吸

口呼吸は出っ歯やガタガタの歯並びを引き起こす危険性があります。口で呼吸をするため口は常に開いているので、唇で歯を押さえる力が弱くなり、口の筋肉のバランスが崩れて出っ歯の原因となったり、位置が異なったりします。また、口の中が乾燥して、虫歯や歯肉炎の原因にもなります。

★あまり噛まずに食事をする

あまり咬まなくても食べられるような軟らかい物ばかり食べていると、咬む筋肉や舌をあまり使わないことにより、顎が成長せず、歯が並ぶスペースが狭くなってしまい、ガタガタの歯並びになることもあります。

★頬杖をついたり、横向きで寝る

特に成長期において頬杖をついたり、いつも同じ側を横にして寝たり、などいつも同じ側に力がかかっていると下顎がずれてきます。その結果左右非対称な歪んだ顔になったり、奥歯の歯並びが悪くなり、噛み合わせも悪くなる原因になります。

★爪を噛む

爪を前歯で噛んでいると、出っ歯の原因になったり、前歯が開いてしまう恐れがあります。

普段何気なく行っている癖が、歯並びを悪くしてしまっているかもしれません。少しずつ改善していけるように意識してみましょう。もし、上記のような癖が見られたら、矯正に関する無料カウンセリングも行っていますので、気になる方はお電話下さいね。