デンタポート ZX&
ニッケルチタンファイルRACE
OTR(オプティマムトルクリバース)機能と根管長測定機能の連動により、より安全で効率の良い根管治療を可能にする器機が右のデンタポートZXです。この機器を使用することで、歯根の長さを測定しながら、無菌化、充填、密封などより安全・確実に治療を進めることができます。
根管治療(歯の根の治療)では、神経を除去して根管内を洗浄した後に根管内に天然のゴムを充填するのですが、この時に歯根内に少しでも隙間を残してしまうと、その隙間で細菌が増殖して炎症を起こし、再治療が必要になってしまいます。
そこで、可児市の歯科医院(歯医者)おくだ歯科では、デンタポートZXと柔軟性のあるニッケルチタンファイルを併用して、患者様の根管治療(歯の根の治療)を実施させて頂きます。
ニッケルチタンファイル「レイス」とは、スパイラルとストレートの2つのシャープなカッティングエッジをもつ独特の形状(特許取得)により、内部応力を小さくし切削片を効率よく除去することができます。
このため低トルク、幅広い回転数(500~600rpm)でスムーズに使用でき、安全で効率の高い根管形成が可能です。下記は、レイスを使用した根管治療の臨床例です。また、通常のファイルとニッケルチタンファイルの大きな違いは、ニッケルチタンファイルは、しなやかで柔軟性がある為、彎曲のきつい根管形成にも対応できる優れたファイルです。
以下の臨床例のように、根管は基本的に曲がっていることが多く、通常のファイルであれば対応できない根管にもニッケルチタンファイル「レイス」なら対処できます。
また、同シリーズのバイオレイスは、ISO40/04を基準として生態性と形態性を考えた根管拡大システムです。
根管の感染は根尖性歯根膜炎の原因であり、根管治療の目的は根管内を清掃し、細菌を除去することにあり、アピカルシートを最小限の大きさに拡大する必要があります。この拡大にはほとんどのシステムにおいて追加のファイルが必要で、今まで時間と費用がかかる施術となっていましたが、「バイオレイス」は追加のステップや追加のファイルの必要がなく、根尖部に必要とされる最小限の大きさを確保できるように特別にデザインされたファイルでほとんどの根管を効率的に清掃することができます。
可児市の歯科医院(歯医者)おくだ歯科では、このレイスを患者様の歯根の形に応じて使い分けて、多様な症例に対応することが可能です。
安全に、そして高精度な根管治療(歯の根の治療)を提供致します。