歯の豆知識を紹介しております。
こんにちは、衛生士の坂井田です。
歯髄炎とはなんなのかお話していきます。
歯髄炎とは、歯の神経(歯髄)に炎症が起こることです。
症状として、冷たいものや熱いものを口にした時歯がしみる。
何もしていなくても痛みを感じるなどがあります。
どうして、歯髄に炎症が起こるのか、、、
2つ原因があります。
☆1つ目は細菌による感染です。
・むし歯が大きくなり歯髄まで到達し炎症を起こす場合
・歯と歯茎の間にある歯周ポケットに歯垢が溜まり細菌が歯髄に感染する場合
・隣合う歯の根尖に大きな病巣があり、その病巣が広がることで隣の歯も感染する場合
☆2つ目は物理的な原因です。
・歯が折れたり亀裂がはいった隙間から細菌感染する場合です。
歯髄炎になってしまった場合の処置として、歯の根っこの治療をしていくほかありません
<治療の流れとして、、、>
歯の神経をとっていく(抜髄)
↓
神経があった場所を器具と薬で綺麗にしていく(根管治療)
↓
綺麗になった歯の根っこの中に感染しないよう薬を詰める(根管充填)
と段階があり、何回か通わないと完全に治療を終わらせることができません。
こうならないためにも、メインテナンスに通いプロフェッショナルケアをしてもらう、むし歯や歯周病ならないためにホームケアがしっかりできるようにアドバイスをもらうなどしていきましょう。