お子さんの歯がガタガタ
(乱ぐい歯・八重歯)で
お悩みの方へ
歯がガタガタな方は
早期治療をおすすめします
BEFORE
AFTER
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主訴 | ガタガタを治したい |
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診断 | 叢生 |
治療内容 | 上顎も下顎も狭窄歯列弓だったので、上下顎とも拡大床で広げました。 その後上顎前歯をブラケットで並べました。 この状態を継続できるようホーレーをはめて、一期治療は終わりました。 |
年齢 | 9歳4カ月 |
矯正装置 | 上下 拡大床 上 上顎前歯部にブラケット ホーレー |
抜歯部位 | 非抜歯 |
治療期間 | 1年6ヶ月 |
リスク副作用 | 歯の動き方には個人差があります。 そのため予想された治療期間が延長する可能性があります。 |
費用 | 440,000円(税込) |
治療開始年齢
6~7才から始めるのが最適です。8~9才のお子さんは直ちに治療を始める必要があります。
治療のやり方は少し異なりますが、9~11才でもガタガタは治ります。
治療方法
顎の骨を大きくする矯正装置を使って、永久歯が生えるスペースを作ります。
このお口を大きくする治療は、遅くとも8才に始めることが望ましいです。
ガタガタ
(八重歯・叢生・乱杭歯)の
歯並びになる理由とは?
お子さんのお口(顎)が小さいと、歯がきれいに並ぶための十分なスペースがないため、
きちんと並びきらずにデコボコになり、八重歯が目立ったり、歯が重なって生えてきてしまいます。
「叢生(そうせい)」「乱杭歯(らんぐいば)」ともいって、歯ブラシが届きにくく、
虫歯や歯周病になりやすい歯並びです。
歯のガタガタは
早期治療で治しましょう!
プレートや固定式の拡大装置を使い
低年齢から少しずつ顎を拡げ、歯の並ぶスペースを作ることで
お口(顎)が小さいという原因から治すことができます。
見える部分だけでなく、奥歯の噛み合わせもしっかりと治していくことが大切です。
ガタガタ歯の治療方法
顎を大きくする Ⅰ期治療
可撤式(取り外し)の拡大床を使って
顎を大きくします
プレートの中央部分についているネジを回して幅を広げると、あごの横幅も押し広げられます。
プレートを1日12時間~15時間、夜寝ている間を利用して装着します。
治療期間は2年位で、乳歯から永久歯に生え変わるときに
正しい位置に生え変わるようにしていく治療方法です。
永久歯が生えそろう(12才前後)までフォローします。
永久歯が生えそろってからワイヤー矯正を行うと歯並びはより綺麗になります。
固定式の装置で顎を大きくします
上顎は急速拡大装置、クワドヘリックス、
下顎はポーター型拡大装置という装置で骨格を大きくします。
上顎の場合
クワドヘリックス
上顎の場合
急速拡大装置
下顎の場合
ポーター型拡大装置
上顎
固定式の上顎の拡大装置はクワドヘリックスか、急速拡大装置を使用します。
クワドヘリックスは、バネの力で上顎の横方向への成長を誘導し、歯列の幅を拡大します。急速拡大装置に比べると、ゆっくりと力が加わります。傾いてしまった歯や、ねじれのある歯列にも使用できます。
急速拡大装置は、中央部にある金具を1日2回まわすことで上顎の歯列を拡大するための装置です。
上顎の歯列を拡大することにより正中縫合という部分も広がるので、歯をきれいに並べるのに理想的な顎の大きさになります。
そして、この正中縫合を広げるとすぐ上にある鼻腔も広がりますので、鼻の通りもよくなります。その後口腔筋機能療法(MFT)を行い、今まで口呼吸だった子が鼻呼吸できるようになります。
上顎の発育促進に伴い、鼻閉、鼻炎、鼻中隔湾曲症、アデノイドや扁桃肥大、アトピー性鼻炎、姿勢、喘息、中耳炎、いびき、鼻血が出やすい等の改善も期待できます。
下顎
下顎は、上顎が大きくなってから広げます。
下顎は上顎が大きくなると、ある程度は自然に大きくなりますが、ポーターや拡大床を入れることでワイヤーが顎骨を押し、下顎の発育を促進します。
2×4(ツーバイフォー)という装置を使って、
2本奥歯を固定源として、永久歯が全て生えそろう前の段階に、
前歯4本の歯列を整えます。
成人矯正と同じ様にブラケットという装置を歯に取りつけ、
ワイヤーで引く力で歯を移動させる部分的矯正装置で、
混合歯列期の歯の移動に関して最も正確で効率的な方法です。
使った矯正
顎の骨の成長をコントロールしながら歯列を並べる事ができ、乳歯と永久歯の生え変わりにも使い捨てマウスピースで対応できます。
顎の拡大をしながら、同時に歯列を並べる事が出来ます。
他の装置と併用してインビザラインファーストで歯並びを整える場合もあります。
子どものマウスピース型矯正装置
(インビザラインファースト)
についてはこちら
子供の矯正の症例はこちら
歯をきれいに並べる Ⅱ期治療
顎を大きくするだけでも歯はきれいに並びますが、
よりきれいにしたい場合は、Ⅱ期治療という治療に移行します。
Ⅱ期矯正では永久歯が生えそろった後に、完璧な歯並びにします。
Ⅰ期治療とⅡ期治療の関係
「Ⅰ期治療でしっかりと顎の骨格の土台作りをし、Ⅱ期治療で歯並びをきれいに整える」という流れで矯正治療を行うことで、将来、よりきれいな歯並びになる可能性が高くなります。基本的にはⅠ期治療とⅡ期治療はセットとして考えていただくとよいでしょう。
また、Ⅰ期治療を受けておくことで、そうでない場合に比べ手間をかけずに永久歯を矯正できるため、時間や費用などを抑えることができます。