おくだ歯科のスタッフブログです。
〈主訴〉前歯のガタガタが気になる
〈診断〉skeletal 1級 Angle 2級 叢生症例
〈治療〉矯正終了後2年経過した方のBeforeとAfterになります。上下ともに歯列弓の狭窄と歯列部の舌側傾斜があったため、上顎はクワドヘリックス下顎はバイベリックスにて側方拡大をしています。側方拡大で多少のスペースは獲得できますが、歯幅過大による強い総裁の改善の為に上下左右第1小臼歯の4本を抜歯しています。
大臼歯関係をAngle1級にする為、ヘッドギアを使用しながらワイヤーで並べています。もともと口元は後方に下がりぎみだったので、さらに下がってこないように注意しながら治療を進めています。上下の正中合わせと咬合の緊密化の為に顎間ゴムを使用し、上下顎前歯の歯幅のバランスを取る為に、上下前歯部はIPRをしています。
治療終了後上下前歯部にボンデッドリテーナー、上顎にBeggタイプリテーナーで保定してます。保定2年経過後も歯列は綺麗に整っており、患者様も満足しています。
〈期間〉2年半
〈費用〉80万(税込880,000)