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日本舌側矯正歯科学会の認定医を取得しました

こんにちは。
おくだ歯科・矯正歯科、副院長の奥田友理子です。
この度、日本舌側矯正歯科学会にて認定医を取得しました。
舌側矯正歯科医療の高度な水準の維持と向上をはかり、社会に適切な医療を提供する目的で認定医制度を制定しています。

 
認定医取得には、一定の条件を満たしてから、矯正学的に全てのパターンを網羅した5つの症例を提出し厳格な審査を受けます。
提出症例が合格となると、審査官から口頭試問を受け、また当院のホームページ審査(厚生労働省の医療広告規制のガイドラインに準じたもの)もありこれら全て満たすと認定医として認められます。
この提出症例は5症例必要で、条件は叢生(ガタガタ)だけでなく、受け口、出っ歯など下記の課題症例すべての呈示が必要です。
【課題症例1】
大臼歯関係がClassⅠで、科学のガタガタが-7.0mmを超える著しい叢生症例、もしくは上下顎前突症例。小臼歯4本抜歯症例。

【課題症例2】
Overjet 6.0mm以上の出っ歯、大臼歯関係は明らかなClassⅡ。

【課題症例3】
開咬(上下前歯の間に隙間がある)もしくは、過蓋咬合(上の歯が重なって下の歯が見えない状態)のいずれかの垂直的異常を伴う不正咬合。

【課題症例4】
反対咬合症例(上の歯よりも下の歯が外側に出た状態)。

【課題症例5】
カテゴリーは問わないが矯正医としての力量を示す症例。

この認定医は取得することがとても難しく、合格率も低いため全国でたった70人程しか取得者がいませんが、今回岐阜県で唯一合格し認定医となることができました。
矯正学的に全てのパターンの歯並びを網羅し、かつ完璧に直さないといけないのがとても大変でしたが認定医を取得できとても光栄です。
これからも認定医の名に恥じぬよう、研鑽を積み患者様に質の高い治療を提供できるよう精進してまいりたいと思います。

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